後頭部の頭痛は危険か

後頭部で起きる頭痛を感じる人は少なくないのではないでしょうか?特に、問題のある箇所が頭なので、何か大きな病気にでもかかっていないだろうかと不安になる人もいるでしょう。 また、一方で、頭痛が半ばあたりまえのようになっている人も少なくありません。「頭痛持ち」なんていう言葉もありますが、こういった頭痛持ちの人にとっては「また始まったか」という程度の思いしかないでしょう。 では、具体的に後頭部の頭痛については、ありふれた無視してもいい病気なのでしょうか?はたまた、重大な病気の前触れになっているのでしょうか? 実は、頭痛というのは奥深いものがあって、同じ後頭部に症状のあらわれている頭痛でも、その発生のメカニズムについては、全く違う場合があります。 ですから、一概に、後頭部の頭痛についても、軽いものから重大なほかの病気を疑った方がいい場合もあるのです。 ですから、ここでは、症状別に、後頭部に起こる頭痛についてみていきます。後頭部に起こる頭痛には、他の症状が同時にあらわれる場合がありますので、そのことについてもチェックをしていきます。

後頭部の頭痛〜緊張型頭痛

お手入れ大事!

後頭部に感じる頭痛のうち、一番多いパターンがこの緊張型頭痛と呼ばれる症状です。この緊張型頭痛は、いわゆるストレス性の頭痛ということができます。 つまり、長時間にわたるオフィスワークによる目の疲れや仕事が多忙によることから十分な休養が取れないことによって、体が疲れきったときに見られる後頭部の頭痛ということができるでしょう。 このとき、後頭部にはどのような症状があらわれるのでしょうか?このときに後頭部に現れる頭痛は、ズキッとするような激しい痛みではないようです。 むしろよく「鈍痛」といいますが、なんか後頭部のあたりが重たいといったような症状があらわれてきます。 またほかにも、頭全体が締め付けられているような痛みが走ったり、夕方といったような特定の時間帯にあらわれる症状としても知られています。 この場合、疲れが原因ですから、休養を取れば症状は改善されるはずです。

後頭部の頭痛〜くも膜下出血

後頭部の頭痛には、危険な病気もありますが、その代表格がくも膜下出血です。よく、新聞などの著名人の死亡欄を見ても、死因がこのくも膜下出血だったということがあります。 実は、くも膜下出血がおきる直前に後頭部に痛みを感じる場合があるのです。しかもその頭痛の感じが、緊張型頭痛でみられるような鈍い痛みではないようです。 くも膜下出血に伴う後頭部の頭痛の場合、今までに体験したことのないような強い頭痛が後頭部に起きるといいます。体験者によると「後ろから鈍器で殴られたような」感じだといいます。 これは、脳内で出血が起こったために起こる痛みです。また、同時に吐き気をはじめとした不快感を感じる人も少なくありません。 このような痛みを感じた場合には、くも膜下出血の可能性を否定することができません。とりあえず、これ以上の出血を防ぐためにも、動かさないように、速やかに病院に運ぶことが重要です。